| パリ市内にあるポンピドゥーセンターは周辺の伝統的な建築の中に |
| あり、とても目立った建物である。 |
| レンゾピアノとリチャードロジャースが設計し、1977年に開館した。 |
| 当時は前衛的な外観から非難を多く受けたそうだが、今では多くの |
| 人が訪れる美術館として町に溶け込んでいる。 |
| |
| 建物内部に入り、天井を見上げると建物の構造・設備配管などが |
| むき出しとなっており、広々とした内部空間となっていた。 |
| 階段・エスカレーターも外部にむき出しとし、内部空間を様々な用途 |
| に活用できるようになっている。 |
| 外部に設けたエスカレーターを筒状のガラスで覆い、それが建物の |
| 特徴になっていた。ポンピドゥーセンターは現代美術を展示しており、 |
| 内容はいまいち分からなかったが、パリの歴史ある町並みに突如 |
| としてあるこの建物自体が現代美術となっているように思った。 |