ル・コルビュジェ設計のスイス学生会館と同じ国際大学都市内にあり、スイス館の27年後1959年の建物となる。ブラジル人建築家ルシオ・コスタとの協働による。
内部を見学することは出来ず、外部のみの見学となる。
スイス館と比較して、自由に造形している印象が強く、同じ作家の仕事だと考えると、ブラジル学生会館の方が若々しい表現に見えて、制作順が逆の様にも見えてしまう。特に1階平面の2つの曲線の壁により玄関建具が突き出たプランは、ユーモラスで印象的である。最近の建築で、突き出しだプランニングを時々見かけるが、こんな先例があるとは、知らなかった。

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